(65)漏便は続く


 かなり順調と書いて間もなく,また就寝中の漏便の量が多くなってしまった。こういうことは,こそっとしておかないといけなかったかなあ。通院日を前にして,またお尻が荒れ始めてしまったのだ。なんて言われることか。おまけに,夜寝る前に下痢止め剤を飲むのを忘れたりして,まだ薬があまっていたりする。でもよく考えると,薬を飲まなかってもいいときは,便の状態はかわらなかった。

 2月5日は通院日である。状態はあまりかわらないようで,下痢止め剤の効果を見るために,2週間毎日飲んで,その次の2週間は飲まないを繰り返すことになった。薬を飲んでもあまり変わらないのではと思っていたので,少し心配ではあるが,きちんとやってみよう。また,浣腸は週2回行って,便を出すようにする。ただ,朝起きた時に結構出しているので,腸に溜まっていることはなさそう。2月19日からは,薬無しになります。

 昨年は,耕太の手術があり,また家族も病院通いが多かったため,今年は初めて医療費控除の確定申告を行ないました。領収書を集めて,計算するのがたいへんでしたが,なんとか,2月9日に提出してきました。これについては,「入院等について」をご覧下さい。

 2月11日は,友佳子の妹の結婚式が鹿児島でありました。行きは,バス,新幹線,電車,車,バス,帰りは高速バス,飛行機,高速バス,タクシーと交通機関を利用しっぱなしでしたが,みんな元気です。耕太は結婚披露宴で晴れの舞台,花束贈呈を行ないました。実家の親が選んだ衣装が派手派手で,新郎を上回っていた感じでした。親が恥ずかしい。披露宴には子供が10人以上出席していて,にぎやかというか,むちゃくちゃな状況でしたが,無事に終わりました。あーよかった。

 耕太は出かけている間は緊張していたのか,ほとんど漏便もなかったのですが,披露宴が終わって気が抜けたのか,その夜は部屋中が匂うほどの便をパンツに出してしまいました。お腹の調子,精神的な部分もあるのでしょうか。これからも,ウンチの話が続くと思いますが,よろしく。


(64)へ戻る   ヒルシュ闘病記へ   ホームへ  (66)へ進む